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COBB500 種鶏 飼育管理マニュアル
U.入雛準備
U−1.除糞〜水洗・消毒
鶏舎内外と農場内の衛生管理は、飼養管理の基本です。
除糞・水洗・消毒並びに場内の除草は、雛導入までに完璧に終了しておいて下さい。
- 鶏舎内の管理
- 除糞
- 出荷終了後、出来る限り速やかに除糞を実施します。
- 鶏糞を搬出後、ゴミ等が残らないように掃き出します。
- 鶏舎の殺虫対策を実施します。
殺虫剤を散布する時期は、殺虫剤の種類によって、鶏舎の水洗前と入雛前の敷料搬入後に散布する場合があります。 - 水洗
- 電気系統の防水を充分考慮し、配電盤内のホコリはコンプレッサーで吹き飛ばします。
- 水洗は、鶏舎の消毒効果を上げるための基本です。時間をかけて充分な水量を使い(坪100g以上)、徹底的に汚れを落とします。
- 動噴や、スチームクリーナーで噴射圧をかけて洗い流しますが、床面のブラッシングを行うとより効果的です。
- 鶏舎内の天井、壁、床はもちろん、天井のはり、給餌・給水パイプの上側、ライトトラップ(遮光板)やクールセルパッド内外も洗浄して下さい。 ウインドレス鶏舎の入気口や排気ダクト等も忘れずに洗浄します。
- オープン鶏舎のカーテンは、内側と外側を洗浄します。
- 鶏舎の外回りを洗う前に、側溝に溜まった汚物を除きます。
- 給餌・給水器等で、外へ出せるものは全て出して水槽で浸した後、水洗消毒します。ニップルドリンカーは配管内に汚れが溜まっています。
- 給水設備(給水器、給水パイプ、配管、サブタンクの中等)の洗浄消毒をします。またクールセルの貯水タンクのヌルや付着物をきれいに洗浄します。
- ネスト・スラット・マット・集卵ベルト・樋蓋は細部にわたり洗浄します。 前ロットにてワクモ等の外部寄生虫が発生した場合には特に、念入りに洗浄します。
- 消毒
- 目的にあった消毒薬を使用方法(希釈倍率、使用上の注意)にそって正しく使用します。
- 各種消毒薬の性質を理解し、より消毒効果をあげるとともに、作業する人の健康への配慮も大切です。
- 石灰塗布(床面の消毒)
- 逆性石鹸又は両性石鹸の規定濃度15リットル以上/坪 噴霧消毒、苛性ソーダを0.1%添加すると消毒効果が上がります。 目や肌に付かない様に取り扱いには充分注意して下さい。
- ヨード剤の規定濃度 15リットル以上/坪 噴霧消毒
- オルソ剤の規定濃度 15リットル以上/坪 噴霧消毒
- 生石灰の床面塗布 水(9):生石灰(1) 混合攪拌し石灰乳 4〜5g/坪
- 塩素系の規定濃度 煙霧又は散霧消毒/鶏舎内全体消毒
- 鶏舎外の管理
- 犬走り、U字溝を整備し、排水を良くします。
- 鶏舎周囲の汚物は除去し、不要な器具等は整理、処分します。
- 雑草は必ず除去し、風通しを良くします。
- 鶏舎周囲が土壌の場合には、くまなく粒状の生石灰3〜5kg/坪を散布します。 その際、周囲環境に充分配慮して下さい。
- 防 疫([.防疫 P70参照)
- 入雛前の農場外への鶏糞搬出
- 鶏糞倉庫と鶏舎間の隔離管理
- 野鳥・野獣の侵入防止
*鶏舎の金網、農場周囲フェンスの修繕確認 - 農場内外の除草
- 農場内用の作業着、長靴、帽子、手袋等の準備
- 事務所、更衣室の整理・整頓、消毒
- 車輌消毒用の動力噴霧装置・消毒液の準備
- 飼料、雛搬入業者用長靴の準備・消毒
鶏が居なくなると病気を媒介する昆虫は、壁に入って隠れてしまいます。
場内の汚染を少なくし、また周囲への汚水量を減らしましょう!
一度の水洗でなく二度洗いが効果的!
有機物が残っていると消毒薬の効果は発揮されません!
汚物の飛散の防止は大切です!そのままでは、せっかくきれいにした鶏舎内が再汚染されます!
薬剤の濃度はもちろん、希釈水の温度、pH等も効果に影響します!
作業時は、マスク、ゴム手袋、メガネ等での保護を忘れないように!
石灰塗布は、その強いアルカリにより、床面消毒に効果的です。コンクリートの ひび割れ等、汚れが残り、消毒することが難しい部分を埋め込みます。
実施例
水(9)に生石灰(1)を混合攪拌し、石灰乳として、4〜5g/坪を目安として、動噴やバケツを使い、床面全体に塗布します。割れ目部分には、特に注意して埋め込みます。
攪拌時にかなりの熱が発生するので少しずつ水の中に溶かし込みます!
強いアルカリ液<pH12以上>になるので、雨がっぱ、ゴム手袋、メガネ、マスク等で、目や皮膚に付かないように保護します!
消毒薬の使用方法(例)
器具関係:逆性石鹸又は両性石鹸などを規定濃度で実施します。
鶏舎内 :(以下をご参照下さい)
鶏舎外:草刈と顆粒状生石灰の散布(3〜5kg/坪)
鶏舎内 :(以下をご参照下さい)
鶏舎外:草刈と顆粒状生石灰の散布(3〜5kg/坪)
* コクシジウムのオーシスト、クロストリジウム、マレック病、ガンボロ病のウイルス等、また食中毒原因菌など鶏舎周囲の土壌に長期間生存する病原体が数多くあります。これらの感染防御には、鶏舎外の管理が益々重要になってきています。

