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ブロイラー飼育管理マニュアル
V.飼育管理について
V−1.出荷後の管理(入雛準備)
- ブロイラー鶏舎内の管理
- 除糞
- 出荷終了後、出来る限り速やかに除糞を実施します。
- 鶏糞を搬出後、ゴミ等が残らないように掃き出します。
- 鶏舎の殺虫対策を実施します。 殺虫剤を散布する時期は、殺虫剤の種類によって、鶏舎の水洗前と、入雛前の敷料搬入後に散布する場合が あります。注意:殺虫剤の使用については、使用基準を遵守しましょう。 詳細は「X.衛生管理について」をご参照して下さい。
- 水洗
- 電気系統の防水に充分考慮して、配電盤内のホコリはコンプレッサー等で吹き飛ばします。
- 水洗は、鶏舎の消毒効果を上げるための基本です。時間をかけて充分な水量を使い(坪100g以上)、徹底的に汚れを落とします。 【水洗の前に洗浄剤を鶏舎全体に発泡噴射(発泡剤使用)し汚れを浮き上がらせてから始めると汚れ落ちもよく作業が捗ります】
- 動噴や、高温高圧洗浄機で洗い流しますが、ブラッシングを行うとより効果的です。
- 鶏舎内の天井、壁、床はもちろん、天井のはり、給餌・給水パイプの上側、ウインドレス鶏舎の入気口や排気ダクト等を忘れずに洗浄します。
- オープン鶏舎のカーテンは、内側と外側を洗浄します。
- 鶏舎の外回りを洗う前に、側溝に溜まった汚物を除きます。
- 給水器、給餌器等で、外へ出せるものは全て出し、水槽で浸した後、水洗し消毒します。
- 給水設備(給水器、給水パイプ、配管、サブタンク)の洗浄消毒を実施します。特にタンクから給水器への給水管及び、ニップルドリンカーのパイプ内は、ヌルの発生し易い場所です。洗浄消毒を徹底して下さい。
- 飼料タンク内外の洗浄消毒をします。
- 消毒
- 目的にあった消毒薬を使用方法(希釈倍率、使用上の注意)にそって正しく使用します。(「X.衛生管理について」をご参照下さい。)
- 各種消毒薬の性質を理解し、より消毒効果をあげるとともに、作業する人の健康への配慮も大切です。
- 石灰塗布(床面の消毒)
- ブロイラー鶏舎外の管理
- 犬走り、U字溝を整備し、排水を良くします。
- ブロイラー鶏舎周囲の汚物は除去し、不要な器具等は整理、処分します。
- 雑草は必ず除去し、風通しを良くします。
- ブロイラー鶏舎周囲が土壌の場合には、くまなく粒状の生石灰3〜5kg/坪を散布します。その際、周囲の環境に充分考慮して下さい。
- 防疫
- 入雛前に農場外への鶏糞搬出
- 鶏糞倉庫と鶏舎間の隔離管理
- 野鳥、野獣の侵入防止
- 鶏舎の金網、農場周囲フェンスの修繕及び確認
- 飼料タンク周りの餌残渣の除去
- 農場内外の除草
- 農場内用の作業着、長靴、帽子、手袋等の準備
- 事務所、更衣室の整理・整頓、消毒
- 車輌消毒用の動力噴霧装置、消毒液の準備
- 飼料、雛搬入業者用長靴の準備、消毒
- 更衣室にシャワー室の設置が望ましい。
石灰塗布は、その強いアルカリにより、床面消毒に効果的です。コンクリートのひび割れ等、汚れが残り消毒することが難しい部分を埋め込みます。
<実施例>水9に生石灰1を混合攪拌し、石灰乳として、4〜5g/坪を目安に動噴やバケツを使い、床面全体に塗布します。割れ目部分には、特に注意して埋め込みます。
*コクシジウムのオーシスト、マレック病、ガンボロ病のウイルス等、また食中毒原因菌など鶏舎周囲の土壌に長期間生存する病原体が数多くあります。 これらの感染防御の為にも、鶏舎外の管理が益々重要になってきています。
V−2.入雛前日までの準備
- 設備、機材の点検
- 確認事項
- 餌付け用飼料、ワクチン、薬品、ガス、重油等の数量
- 導入雛の種鶏週令、搬入日時(発生当日搬入・翌日搬入)
- 敷料の搬入、チックガード、予備加温
- 敷料と敷紙
- 新しく良く乾燥し衛生的な敷料を使用します。古く湿った敷料は「カビ性肺炎」や、腹部を冷やす原因になります。
- 敷料の厚さ
- ブルーダー給温の場合:チックガード内だけでなく全体に広げた時に使用する敷料も鶏舎内に持ち込んで置きます
- 床面給温の場合:床の表面が隠れる程度に、平らにならして敷きます。
- 給温パイプとパイプ間の温度格差を無くし、床面温度を均一にします!
- 床面にこびり着く鶏糞の量を少なくします!
- 出荷後の除糞、水洗を容易にします!
- 敷紙は衛生的なものを、ガード全体(加湿部を除く)に敷きます。
- ブルーダー給温方式、床面給温方式共に雛の腹部を冷やさない管理が大切です。
- 床面給温方式は雛の日令に応じた湯温調節が大切です。
- チックガードの準備と管理の目安(長方形型を1ヶ所に組む場合)
- 丸型にガードを組む場合の餌付け坪数をベースに総面積を決めます。
- ガードの拡張は、給温方式や鶏舎内の設備によって回数は変りますが、基本的な考え方は丸型にガードを組む場合に準じます。
- チックガードの準備と管理の目安(丸型に組む場合)
- 給温方法やブルーダーの能力によってチックガードの広さを変えますが、夏は比較的広く、冬は狭くセットします。
- 最初にチックガードはオープン鶏舎では南側、横引きウインドレス鶏舎では排気側、縦引きウインドレス鶏舎では前後に広げます。
- 丸型チックガードの直径が5m以上の時は、二つのチックガードを合わせてひとつにします。(ひょうたん型になります。)
- チックガードの直径(面積)は、雛や敷料の状態を観察して調整します。
- チックガードを広げると共に、ブルーダーの高さを調整します。
- 影を作らないようにしましょう!
- ガード内は、雛の高さで25ルックス以上を確保
- 暗い場所の雛は動かない
- 給温
- 給餌器、給水器の準備
- 給餌器
- 加湿部を除き、チックガード内全面に衛生的な餌付け用の敷紙を敷きます。
* 3日目ぐらいまでには敷紙を取り除きますが、そのままで分解されるものもあります。 - 40×50×3cm(縦・横・深さ)程度の餌付け箱を100羽当たり1個準備します。
音のする材質を選ぶ:音で雛は採食行動に移り易くなります。 - 自動給餌器のパン(皿)を餌付けから使用する場合は、雛が食べ易いように、パン(皿)のグリルカバーを外しておき、餌こぼしが始まるまではセットしないようにします。(最終の給餌スペースは約2.5cm/羽必要です。)
- 給水器
- ベル型給水器を使われている場合は、餌付け時給水器を100羽当たり1個と、補助ドリンカー又は、給水盤(チックプレート)を準備します。
ニップルドリンカーを使われている場合も補助ドリンカー又は、給水盤(チックプレート)を準備します。
*餌付け時は特に、水面を雛の目の高さより低くするのがポイントです。 - 最終のベル型自動給水器のスペースは1.3cm/羽必要です。
ニップルドリンカーの場合は8〜10羽/1ニップル必要です。
*雛の成長に応じた水位・水圧・高さ調節が大切な管理ポイントです。 - 入雛時の模式図
- 長方形型を1ヶ所に組む場合
- 自動給餌器は、餌付けから使えるように多段式のものを使用します。 又、グリルカバーは、外しておくと雛も食べ易くなります。
- 補助ドリンカーがなければ、給餌皿(チックプレート)等を使用して下さい。
- 丸型に組む場合(800羽の例)
給餌器、給水器、ブルーダー、ボイラー、換気扇、扇風機、送風ファン、電球、電気系統、発電機、機械設備、カーテン、金網、警報装置等の保守点検を実施して、修繕と補充を早めに行います。
付表1)入雛準備作業日程表(例)(PDF235KB)を参考にして下さい。

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『あなたならどちらを選びますか?』
(2003〜2004年冬期シーズンに西ヨーロッパのブロイラー鶏舎200棟、4,500千羽規模の調査)
1,000羽当たりの餌付け面積(坪数/u)
1,000羽当たりのチックガードの直径(m)
【 照 明 の 注 意 点 】
雛の餌付け時に、敷料(床面)全体が適正な温度になる様に早めに給温を開始します。(予備加温)
| 注意事項 | 給温開始時期の目安 |
|---|---|
| 入雛時に敷料内部温度を20℃以上 ガード当たりの雛羽数はブルーダー能力の80%を目安とします。 ブルーダー直下は40℃ |
夏:1日〜1日半前の点火 春・秋:1日半〜2日前の点火 冬:2日〜2日半前の点火 |
| 注意事項 | 給温開始時期の目安 |
|---|---|
| 給温開始時の湯温は低めで開始します。鶏舎全体を暖めます。 ↓ 入雛2日前から湯温を上昇させます。入雛時の床面温度の目安 給温パイプ上:32〜33℃ 給温パイプ間:30〜31℃ |
夏:4日前の給温開始 春・秋:5日前の給温開始 冬:7日前の給温開始 |
| 週令 | 水量(ml/分) |
|---|---|
| 入雛時 | 10秒で手のひらいっぱい |
| 1週令 | 20ml/分 |
| 6週令(最低量) | 60ml/分 |
| 6週令(最高量) | 80〜90ml/分 |
| その他の週令 | ○週令×7+35=ml/分 |
V−3.雛到着日までの点検事項
- 温度管理
- 温度計の設置場所
- チックガード外の室温は夏季を除き、25〜28℃を目安にします。
- チックガード内の敷紙(雛を放す場所)が充分暖まっているか確認します。 * 温度が不足している場合
- 保温用カーテンの増設や、隙間風防止の目張りを徹底します
- 床面給温の場合は、湯温設定を上げます。又、ボイラー燃焼状態の確認をします。
- 補助温源の活用(ジェットヒーターや石油ストーブ等)。* ジェットヒーターを使用する場合は換気不足にならないよう注意します。
- サーキュレーター(空気攪拌機)やインバーター制御による送風機等を活用し天井に溜まった暖かい空気を攪拌します。
- 湿度管理
- ブルーダー下の加湿部に消毒薬を希釈した水を補給します。
- チックガード外の床面に散水して舎内湿度を取ります。(特に床面給温方式等)
- 給水管理:水は飲み易くが基本です。
- 給水関係は大丈夫ですか?
- 吊り下げロープは延びていませんか?
- 飲み水は温まっていますか?
- (室温と同温にする為に、前日から給水器に入れて置きます。)
- 自動給水器の水位(雛の目の高さで見える水位)、高さを点検します。
- ニップルドリンカーの高さ、水圧、ニップルの目詰まりを確認します。
* 入雛時の水量目安は、10秒で手のひら一杯に水が溜まる程度です。 - ウォーターカップ付きのニップルドリンカーは、カップに水を溜めて置くと雛の飲水の学習が早く出来ます。
- ベル型給水器の場合は、入雛から3週間くらいまで、毎日洗浄し清潔な水を飲ませます。 雛の高さより低く調整すると敷料が入り易く細菌が繁殖します。
- その他
- 餌付け用の練り餌をする用具の準備は出来ていますか?
- 雛搬入用具(台車、手かぎ等)、体測計、の点検、消毒は完了していますか?
- 温度計の個数及び、温度計表示は正確ですか? (バケツに水を溜めて温度計を入れ、表示が全部同じ温度を示していますか?)
- 鶏舎内用長靴と外履き用長靴は準備出来ていますか?
- 踏み込み槽と消毒薬は準備出来ていますか?
- サービスルームは整理・整頓されていますか?
- 日報記録用紙は準備出来ていますか?
- 清潔な作業着、車両消毒槽の消毒液の準備は出来ていますか?
チックガード内の温度は32℃
(夏季を除き、チックガード外の室温は25〜28℃を目安に)
敷料は良く乾燥させます。
敷料内部は20℃以上 ブルーダー直下40℃です。
床面温度は給温パイプ上で32〜33℃、給温パイプ間で30〜31℃
| 給温方式 | 温度計の設置場所 |
|---|---|
| 傘型ブルーダー | ブルーダーの脚の部分 |
| パンケーキ型ブルーダー | 傘の端からガードまでの中間雛の頭の高さ |
| 床面給温方式 | 給温パイプとパイプの間の床面雛の頭の高さ |
入雛の準備は完了しましたか?
V−4.雛到着日の管理
ブロイラーの能力を最大に引き出すためには餌付け管理が最初の重要管理ポイントとなります。初生雛に適した良好な鶏舎内環境を維持するとともに慎重な餌付け管理が重要となります。
到着した雛のチェックと種々の管理
- 雛の受け入れ
- チェック項目
- 羽数(購入、スペア)
- 孵化日(発生当日搬入、翌日搬入)
- 種鶏週令
- 接種ワクチン
- 雛体重測定(任意に種鶏ロット毎に最低3箱)
- 到着状況(枯れ、ムレ、冷え、へそ締り、着死羽数)
- チェック内容を管理表に記録し、異常があれば指導員に連絡します。
- 温度管理
- 雛はチックガード内全体に解放し、雛の散らばり具合を観察して温度調節をします。 * 母鶏週令の異なる雛群は、ガードをできる限り分けて下さい。
- 発生当日搬入の雛は、チックガードの縁に解放すると、その場所に固まり易いのでチックガードの中央部に解放します。(ブルーダー給温)
- 雛の導入後、約1時間で鶏舎内温度は雛の自温で約1℃上昇します。 この日の夜間舎内温度が、その鶏の生涯最高温度となります(酷暑期除く)。
- 湿度管理
- 時々、加湿の為に加湿部やチックガード外へ散水します。
- 雛に当たらない様に細霧システム等を稼動させます。
- 給水管理
- 前日から鶏舎内に準備されたきれいな水を飲ませます。
- 飲み易くする為に補助ドリンカーや給水盤(チックプレート)を使用します。 補助ドリンカーは、2日間ぐらい使用して下さい。
- 飲水状態を観察して、飲みづらい給水器の調整をします。
- ニップルドリンカーの場合は、高さと水圧を再調整して、雛全体が飲める様にすることが大切です
- 飲水量は、温度が20〜32℃の時、1℃上がる毎に6%増加します。 32〜38℃の間では、1℃上がる毎に5%増加します。 餌は、20℃以上の時、1℃上がる毎に1.23%採食量が減少します。
- 敷料を平らにし水平に設置して下さい。ベニヤ板を敷くと良いでしょう。
- ベル型、補助ドリンカーは、雛の胸に縁を合わせて下さい。
- ベル型給水器の場合、位置が高すぎると、雛が給水器に飛び込んでしまいます。
- 給餌管理
- 練り餌にして少量で回数を多く給与して下さい。 餌付け飼料は撒き餌により少量で回数を多く給与して下さい。餌付きが良くなります。
- 撒き餌の方法:敷紙全体に撒いて下さい。
- 餌付時期
- 発生当日搬入の場合:その日に2〜3g/羽程度を最低2回給餌します。 個々の雛の発生時間には差があり、食べたい雛がいたら、更に給餌します! その翌日からは発生翌日搬入の場合と同様に給餌します。
- 発生翌日搬入の場合:雛到着前に2〜3g/羽程度を配餌しておきます。 雛が枯れて水に飢えている様子であれば、早めに餌付けます。
- 餌付け後の給餌
- 1日量として約12g/羽を4〜5回に分けて給与します。
- 餌は食べ切ったら与えます。
- 雛の入り易い、音の出る餌付け皿や敷紙の上に広範囲に撒きます。 * チックガード内全体に紙を敷き、そこへ撒き餌をすると何処にいても食べることができ、食い込みが良くなります。
- 練り餌の作り方の目安(マッシュの場合)
- 換気管理
- 照明の注意点
チックガード内の温度は32℃
敷料は良く乾燥させて内部は20℃以上 ブルーダー直下40℃
床面温度は給温パイプ上で32〜33℃、給温パイプ間で30〜31℃
・ベル型給水器の場合、温度が高すぎると、雛が給水器に飛び込んでしまいます!
・舎内温度が高すぎると、数日後に尻汚れの雛が出てきます!
(飲水量が多くなり軟便又は、下痢になります)
| ニップルドリンカー | 給水盤(チックプレート) |
|---|---|
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| ※ 最初は、ニップルを上に上げて 飲むのでは無く横に押して飲むうに高さを調整します ! | ※ 水位を高くすると雛が濡れる事があ り、死亡に至る事があります。 |
| ベル型給水器 | 補助ドリンカー |
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練り餌はベタベタにせずに、握って崩れやすい程度にします。 1回量づつバケツ等に取り、餌:水=2:1の比率で作り、サービスルームに1時間程度放置して水分を充分吸収させます。
人の出入りの際になされる換気で充分間に合います。
餌付け時の照度は、雛の高さで25ルックス以上、ガード内の明るさは均一にし、影を作らない様にします。
影を作らないようにしましょう!* ガード内は雛の高さで25ルックス以上を確保
V−5.入雛翌日〜7日令までの管理
餌付けを終えた雛を徐々に鶏舎環境に慣らしていく時期となります。生理的にも環境的にも雛にとっては大きな変化がおきる時期でもあります。慎重な管理が要求されます。
- 温度管理:最重要ポイントです。
- 温度管理基準(基準温度±1℃幅)※7日令で29℃になる様に漸減します。
- 雛が均等に広がる温度帯を目指して下さい。
- 最低温度が、温度管理基準を下回らないようにして下さい。
- 温度の調節
- ブルーダー給温の場合:高さとサーモスタットの調整をします。
- 床面給温の場合:湯温調節や循環ポンプの調整をします。
- チックガード及び保温用ビニールを拡張します。
- 湿度管理
- 給餌・給水管理
- 給餌管理
- 餌量の目安
- 給餌は、3日目(2日令)までは、1日量を一定回数に分けて給餌します。
- 3日令以降は、餌切れが無い様に適宜給餌して、6日令頃には自動給餌器と併用します。
- 給水管理
- ニップルドリンカー
- ベル型給水器
- チックガード管理
- 季節に応じてチックガードを広げます。(チックガード目安表をご参照下さい)
- チックガード拡張に伴い、拡張部分にも乾燥した敷料を広げます。
- 餌付け時から使用している餌箱や給水器の配置の急変を避けます。
注意:餌箱や給水器は雛から3m以内に有るようにレイアウトを心掛けて下さい。 - 換気管理
- 温度と湿度を重点に管理する時期ですが、長時間密閉状態にしてはいけませ ん。
- 換気開始の目安:3〜4日令頃から床面が湿り始めます。
- 除湿も兼ねて換気をしますが、直接風が雛に当らない箇所を開けて新鮮な空気を短時間づつ数回に分けて実施します。
- 3〜4日令以降は、オープン鶏舎の場合、保温用内ビニールの上部又は、下部を開けて換気しますが開けっ放し、閉めっ放しにせず雛の状態に注意して下さい。
- 雛の観察
- 下記の点に注意して雛の状態を観察して下さい。 尻汚れ、羽毛の揃い、脚弱、立ち眠り、呼吸(音・仕方)、歩き方、足のつや、体重のバラツキ、採食・飲水状況、雛の散らばり方、羽の状態
- 餌付けから弱い雛が目に付いたら、思い切って淘汰しましょう。
- 体重測定
- ブロイラー成績の成否を決める一番重要な時期の管理です。 餌付けから7日令までは毎日測定して下さい。
- 雛が導入されてから7日間の管理の良否が日々の体重推移に現れます。
- 7日令体重で1週間の管理状態が判定出来ます。 無作為に50羽以上を測定します。 7日令体重は餌付け時体重の4倍が目安となります。
- 体重測定は、以後も毎週雌雄別に実施します。 給餌、給水、温度、換気管理の目安にとても重要な指標です。
- 照明の注意点
- 鶏舎内の照度を25ルックス以上で均一にし、影を作らないことがポイントです。
- ブロイラー鶏舎の巡回に関して
- 夜間、早朝(特に夜明け前)は、雛の観察に最適な時間帯です。
- 1日の中で最も雛が落ち着いている時でもあり、鳴き声、寝方、雛の散らばり具合、糞の状態、風の流れ方やアンモニアガス等のチェックをして下さい。
- エサ、水こぼれがないか確認して下さい
- 鶏舎内の最高最低温度計は、鶏舎1棟につき3箇所程度設置するのが望ましいでしょう。
| 1日令 | 2日令 | 3日令 | 4日令 | 5日令 | 6日令 | 7日令 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 32℃ | 31℃ | 31℃ | 30℃ | 30℃ | 29℃ | 29℃ |

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入雛日の温度から徐々に下げていきますが、日中と夜間の外気温度差に注意して調整を行って下さい。

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1日令から3日間は湿度70%前後を維持して下さい。 以降は、50%以上を目安に敷料が湿らないように調整します。
| 入雛日 | 10〜12g (4〜5回に分けて給餌) |
|---|---|
| 1日令 | 15〜17g (3〜4回に分けて給餌) |
| 2日令 | 20〜22g |
| 3〜6日令 | 餌切れが無い様にします |
雛の成長に合わせて高さ、水圧を調整します。ニップルドリンカーの水量目安(末端のニップルで)
雛の成長に合わせて給水器の高さ、水位の調整をします。給水器の高さは皿の縁を雛の胸に合わせます。チックガード拡張に伴い、自動給水器を増やし均等に再配置します。給水器の水位は、水こぼれ防止の為に約2/3程度に調整します。
| 週 令 | 水量(ml/分) |
|---|---|
| 入雛時 | 10秒で手のひらいっぱい |
| 1週令 | 20ml/分 |
| 6週令(最低量) | 60ml/分 |
| 6週令(最高量) | 80〜90ml/分 |
| その他の週令 | ○週令×7+35= ml/分 |
| 酸 素 | 19.6%以上 |
|---|---|
| 二酸化炭素 | 0.3%以下(3,000ppm以下) |
| 一酸化炭素 | 10ppm以下 |
| アンモニア | 10ppm以下 |
| 粉 塵 | 3.4mg/? |
V−6.8〜21日令までの管理
換羽も始まりブロイラーは生理的にも舎内環境的にも大きな変化が起きる時期にさしかかります。体重が増加し温度変化に対する感受性も高い一方で、必要な換気量も急激に増加します。特に換気と温度のバランスが重要となります。
- 温度管理:
- 鶏の散らばり具合を観察しながら、21日令には24℃にします。 (基準温度±1℃の温度帯にて管理して下さい。)
- 雛が均等に広がる温度帯を目指して下さい。
- 舎内最低温度が、温度管理基準を下回らないようにして下さい。
- 温度計の高さは、雛の頭の位置とします。 温度計の設置場所は、温源と温源の中間を目安に3カ所設置して下さい。
- 湿度・床面管理
- この時期からは、床面の管理に焦点を合わせ、湿らせないように、且つ乾燥 しすぎないようにして下さい。
- 換気不足または、入気の偏りによる温度ムラになっていませんか?
- 隙間風が鶏舎内に吹き込み雛の散らばりに偏りがありませんか?
- ガードの拡げ方が遅くありませんか?
- 雛が下痢をしていませんか?…判断が難しい場合、指導員に相談して下さい。
- ニップルドリンカーの周囲であれば: 給水器の高さと水圧を点検します。
ベル型給水器の周囲であれば:高さ・水深を調整します。
※ ニップルからのこぼれ水や、給水器へのホース外れなどの事故に注意して下さい。 壁の付近であれば(特に寒冷期):隙間風を防止して下さい。 - 給餌・給水管理
- 給餌管理
- チックガード拡張に伴い、給餌スペースが不足します。 ガード拡張部分にも給餌器の皿等を使用し補って下さい。
- ガード全開までには、徐々に手給餌から自動給餌器へ移行します。
- 餌箱は一気に取らないで下さい。環境変化で採食量が低下します。
- 餌付けから使用している給水器や給餌器の配置の急変を避けます。
- 自動給餌器の高さや、ホッパー内の餌量を調整します。 定期的に給餌器(皿)を蹴って餌量を調整し巡回するのも大事です。
- 給餌スイッチ皿の周囲から雛が逃げていないか確認して下さい。
- 給水管理
- ニップルドリンカーの高さ、水圧を雛の飲みやすい様に調整します。 ガード拡張は、ニップルドリンカーのニップル数を考慮して行って下さい。
- ベル型給水器の皿の縁を雌雛の胸に合わせ、水深を約1pにします。 ベル型給水器は、チックガード拡張に伴い、数を増やし、均等に配置します。
- 給水設備(給水器、給水管、サブタンク等)の洗浄を実施します。
- 換気管理
- 温度重点の時期です。給温及び換気によって温度を調整して下さい。 給温を加減しながら換気を調節します。
- チックガードの拡張および開放等があり、雛を取り巻く環境が大きく変化します。
- 雛に直接風(冷気)が当たらないように、且つ急激な温度低下を避けるよう注意して下さい。
- 厳寒期には、保温用ビニールは、まだ壁際に必要です。 保温用ビニール上部は換気のために開けて、こまめなビニールの開閉による換気が良いでしょう。
- 舎外から取り込んだ新鮮空気を鶏舎上部の暖かい空気と攪拌し雛の居る部分 に供給します。換気扇やストレートファンなどを使用した舎内空気の攪拌が有効です。
- 過度の換気不良は床面が湿り始めます。
- 換気不足になると、餌の採食量が低下し始め、増体が鈍化して来ます。
- チックガード管理
- チックガードの大きさは、P11の表を目安にして下さい。 鶏舎の保温状態によって、チックガードの大きさの修正が必要です。
- チックガードは、オープン鶏舎では北側に、ウインドレス鶏舎では、入気側に広げて下さい。
- チックガードの拡張部には、敷料を広げたり、新しい敷料を入れたりします。
- 飼育環境の変化
- 換羽の開始
- これからの二週間の雛は、鶏舎内の温度変化や風の流れに敏感な時期です。 温度格差や雛に直接、風を当てない様にします。
- 『給温をしながら、こまめに換気をする』バランスが大切です。
- また、クロストリジウムやコクシジウム症が動き易い時期ですので、鶏舎内外の長靴の履き替えや踏込み槽消毒液の定期交換は重要です。
- 採食量・飲水量の増加=増体量・坪密度の増加→床面環境の変化(湿り)
- 雛は8日令から雌雄共に大きく増体して来ます。 よって、採食量・飲水量の日々増加に対応して、増体と飼育密度が高まります。 通常環境温度の場合、採食した餌量の約1.8倍の飲水をしますから、床面が湿り易くなって来ます。
- 雛の成長に応じたガード拡張や除湿の為の換気をこまめに実施して下さい。
- 餌の切り替え・・・蛋白、カロリー、粒度、形状等
- 雛の日令に応じた飼料体系は栄養生理面(臓器や骨格の形成、換羽の早さ、個体間のバラツキ、初期増体の確保、栄養障害、餌の粒度に対する嗜好性の変化等)からも重要です。
- 各ステージに合致した量と質を確保した給与体系が大切です。
- 親からの移行抗体の消失
- ニューカッスル病やガンボロ病等の親からの移行抗体が消失し、外界からの鶏病侵入に対する防御機能が低下する時期です。
- 特に農場・鶏舎間の防疫衛生を強化する時期です。 (X-4.「ワクチネーションに対する要点」をご参照下さい)
- ワクチネーション時の断水やリアクション
- 移行抗体の消失に伴い、雛自体の健康を守る為に、ワクチネーションが再接種、又は開始されます。適正な時期にワクチン投与する為に『雛が健康であること』が重要です。
- 飲水投与の為の断水やワクチン後のリアクション対応(換気や温度や床面管理等)を適正に実施して下さい。
- ワクチン投与に関する詳細は、X-4.「ワクチネーションに対する要点」をご参照下さい。
体温調節機能が徐々に確立されてきますが、まだ不安定な時期です。8日令から体温はゆっくりと41.5℃(±0.5)に向かいます。特に温度差と隙間風は嫌います。
| 8日令 | 9日令 | 10日令 | 11日令 | 12日令 | 13日令 | 14日令 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 28℃ | 28℃ | 28℃ | 27℃ | 27℃ | 27℃ | 26℃ |
| 15日令 | 16日令 | 17日令 | 18日令 | 19日令 | 20日令 | 21日令 |
| 26℃ | 26℃ | 25℃ | 25℃ | 25℃ | 24℃ | 24℃ |

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★床面が湿り始めたら
湿り部分が拡大してしまってからでは、遅すぎます!
★乾きすぎてホコリが多い場合
ブルーダーの給温中は、その下に散水して下さい。 床面給温の場合には、湯温を下げます。乾きすぎた部分への散水、短時間の 細霧でホコリを落とすことも効果的です。
ワクチン投与やビタミン剤投与にて給水設備内にヌル等が発生し易くなっています。ベル型給水器は毎日、配管内やサブタンク内は一週間に一回は、掃除して下さい。
| ニップルの高さを目線よりやや上方に調整する | 給水器の皿の底を雌雛の胸の高さに調整する |
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この時期には、上記の他に次の様な環境変化(ストレス)を雛に与えることを認識して、管理を実施して下さい。

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コッブブロイラーの増体

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V−7.22〜35日令までの管理
換羽の時期に入り雛は環境温度の変化に敏感になります。個体重も増え必要換気量も増加してきます。舎内環境を良好に維持しながらストレスを与えない換気管理が重要となります。
- 温度管理:
- 温度管理基準
- 換羽時期なので、急激な温度変化を避けて下さい。
- 湿度および床面管理
- 梅雨時期のように、舎外が高湿度で、舎内外の温度差が小さい場合には、湿りがちになります。湿りがひどい場合、給温を増やして換気を多くします
- 寒冷時、保温のために換気を抑えて密閉した時も、壁、天井に結露します。給温を増やし、換気をして乾燥に努めます。
- 雛が感染症等により下痢をしている場合も全体的に湿ります。
- 特に、寒冷期において、入気口付近の床面が湿ることがあります。これは、冷たい空気が舎内で拡散されず、直接床に落ちるためです。入気口の開口幅を小さくし、舎内上部で拡散させるようにします。
- 隙間風の侵入付近も湿りますので、隙間風の侵入を防ぎます。
- 給水器付近の湿りは、水こぼしが原因です。ベル型給水器の場合は、水位(約1p)と、高さ(皿の底を雌雛の肩に合わせます)を調整して下さい。ニップルドリンカーの場合は、高さと水圧を調整して下さい。
- 雛が活発に動き回るため、ホコリが多くなりますので、散水や、細霧により加湿して下さい。
- 舎内細霧をする場合、一時的に鶏舎内温度が低下しますので、室温を1〜2℃上げてから実施して下さい。
- 給餌・給水管理
- 給餌・給水共に、自動化されていますが、雛の急成長時期ですので、毎日 高さの調整をして下さい。
- 給餌器は、皿の縁を雌の?嚢の高さに合わせて下さい。
- ニップルドリンカーの場合は、飲水量の増加に合わせ、水圧を上げていくとともに、高さを調整します。 ニップル下の床面は平らに保ちます。
- 特にベル型給水器は、水コボシや鶏糞などによる汚染防止のために、高さの調整が必要です。 3週令以降は、給水器の皿の底を雌の肩の高さにして下さい。
- 換気管理
- 温度重点の時期です。
- 一方、この時期コッブは、急激な増体を示すので、必要換気量も増加します。 この時期は、加温しながらの換気が最大の管理ポイントです。 基本的に、ブロイラーに廃温という考えはありません。 舎内温度と新鮮な空気の供給バランスが鶏の能力を最大限に引き出します。
- 舎内環境の均一化
- オープン鶏舎の注意点
- 雛に直接風が当たらないように、入気口やカーテンにより空気の流れを調整することが重要です。
- この時期の雛にとって最も良くないのはカーテンの開けっ放し、閉めっ放しです。こまめに換気して下さい。
- ウインドレス鶏舎の注意点
- インバーターやスライダックス制御の場合:
- 温度センサーによるON・OFF制御の場合:
- この時期(21〜35日令)のコッブブロイラー増体比較: 以下の図の様に雄は約2.44倍に、雌は2.35倍に成長します
- 観察
体温調節機能はほぼ出来上がりましたが、換羽が開始されます。羽毛から大人の羽に変わり始め、個体重は大きく伸びてきますので、温度と換気のバランスが重要になります。特に、この時期の雛は風を嫌います。
基準温度±1℃の温度帯にて管理して下さい。 コッブブロイラーはこの時期に急激に大きくなります。この時期は、基準温度を確保するために、加温しながらの換気が最大の管理ポイントです。
| 22日令 | 23日令 | 24日令 | 25日令 | 26日令 | 27日令 | 28日令 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 24℃ | 23℃ | 23℃ | 23℃ | 22℃ | 22℃ | 22℃ |
| 29日令 | 30日令 | 31日令 | 32日令 | 33日令 | 34日令 | 35日令 |
| 21℃ | 21℃ | 21℃ | 20℃ | 20℃ | 19℃ | 19℃ |
この時期の雛は、舎内温度、舎外から入ってくる空気の流れに対し、雄と雌が異なった行動を示します。 羽が生え揃っていないため、寒冷期には直接風を当てない様にして下さい。 ( 温度と換気と空気の流し方、及び夜間の加温が重要です。 )
換気量が、徐々に多くなる時期です。舎外の気象条件に大きく影響されますので、床面管理においても、充分留意して下さい。
★床面全体の湿りの場合
★部分的な湿りの場合
* 敷料が固まってしまった所や、湿りのひどい所は、舎外に搬出して、新たな敷料を入れて下さい。
★乾燥しがちな場合
| *給餌器:皿の縁を雌雛のそ嚢の高さに | |
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| *ニップルドリンカー:飲み安い高さ | *ベル型給水器:皿の底を雌の肩の高さ |
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床面の状態、舎内のアンモニアガス、ホコリ、雛の状態、採食行動などを観察して判断します。

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換気扇の台数と稼動箇所は、風の流れと雛の散らばり方を観察して決めます。
低速回転の時は、鶏舎外の風力や風向に影響されますので、出力や台数に注意して下さい。 ( 農場で使用している換気扇の能力とHz関係表を確認して下さい )
換気扇が100%の出力で稼動するために、舎外温度と飼育密度および体重を換気扇稼動台数の目安とします。
また、この区間の増体同様に採食量、飲水量も増加し、鶏舎内に産生される水分が如何に多いかが理解出来ます。 その結果、基準換気量(新鮮な空気の供給・除湿・鶏舎外への熱の放出・二酸化炭素やアンモニアガス・塵埃の放出等)は増加させなければなりません。
『 コッブブロイラーの21〜35日令までの増体推移 』
| 雄は2.44倍、雌は2.35倍に成長! |
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| 『21日令時の換気量=1とすると・・・』 |
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| 『10,000羽飼育、舎内温度20℃時における21〜35日令時の飲水量の推移は?』 |
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この時期は、特に呼吸器病の発生に注意しなければなりません。
V−8.36日令以降の管理
羽がほぼ生え揃い、且つ、体温調節機能も成熟しており、雛は全体に広がるようになります。鶏群の環境に対する適応力も増してきますが、一方、舎内は過密になり、鶏群を取り巻く環境が悪化します。換気管理が重要なポイントです。
- 温度管理
- 36日令以降の舎内温度 基準温度18℃±1℃の温度帯にて管理して下さい。
- 冬期間は、換気量確保のため、この舎内温度を維持できないことがあります。 換気量をとりながら、徐々に温度をおとし、40日令以降、最低15℃を下回らないことを目安にします。 要求率の低下、鶏の動きが落ちての成績低下に繋がります。
- 舎内温度の日格差を小さくします。
- 給餌・給水管理
- 給餌器、給水器の、高さ調整をこまめに行って下さい。
- 給水器は常にきれいな状態にして下さい。
- 換気管理
- この時期、換気は必要充分量を確保するとともに、流入した新鮮な空気を舎内に均一にいきわたらせることが重要になります。
- 季節を問わず鶏が風を嫌って、長時間伏せってしまうことのないようにして下さい。タイマーや温度センサーを使った間歇換気で、出来るだけ鶏を立たせるよう工夫して下さい。
- 夏期には、直接鶏体に風を当てて、体感温度を下げることが、有効な防暑対策となります。(Z防暑対策をご参照下さい。)
- 冬期には、鶏体に直接風を当てず、汚れた空気と水分を排出するための換気量を確保して下さい。([防寒対策をご参照下さい。)
- 床面管理
- 床面の空きスペースが徐々に減り、排糞量が増えるため、これからは湿りの防止に努めて下さい。
- 湿りがひどい敷料は取り除き、新しい敷料を入れるのも有効です。
V−9.出荷準備と捕鳥
- 休薬飼料の給与
- 餌切り
- 中抜き出荷時の管理
- 中抜き部分と残し部分をカーテンで仕切り、残す雛を騒がせないようにします。
- 捕鳥カゴは、汚れを落とし、充分水洗消毒したものを舎内に搬入します。
- 中抜き後は、換気量を調整して、冬期の場合ブルーダー等で加温も視野に入れて対応し舎内温度が低下しないようにします。
- 捕鳥作業の要点
- カゴ詰め羽数
- 捕鳥の際の注意点
○ 出荷前の7日間以上は、必ず休薬飼料を与えて下さい
○ 処理予定時間の10〜12時間前から餌切りを行って下さい。
○中抜き出荷の場合は、特に次の点に注意します。
*ウインドレス鶏舎の場合
舎内の温度分布に片寄りがあると、雛は全体に散らばりません。 換気扇の台数と稼働位置を調整して、舎内温度を均一にして下さい。
捕鳥カゴに入れる羽数は、季節、出荷時間、体重、輸送距離によって調整します。
鶏をできるだけ騒がせないように、丁寧に捕鳥して下さい。











